喧嘩に強くなる方法(1人で自宅でできる)2~格闘技動画を見まくれ!~

まずは、あなたの戦闘スタイルを決めてください。

打撃系ですか?柔術ですか?レスリングですか?総合ですか?

喧嘩に強くなるなら、打撃、関節技、投げ技のいずれも必須ですが、特に強みとするものを決めましょう。あなたにとって最も合っているものを見つけていけばいいんです。自然と分かってきます。因みに私は打撃です。但し、投げと関節も軽視していません。両社は至近距離では絶大ですから。正直素人相手だと打撃のみで勝負が決まりますね。まあ胸ぐら掴まれたら関節か投げで対応するしかないですが。もちろん肘や膝も至近距離では絶大です。とっさにどれが出るかは普段の練習がものを言います。

まずは、youtubeでいろんな格闘技の試合を見て、目標の選手を決めてください。私は断トツでミルコです。あとは柔道の大野です。やはり、選手ごとにスタイルが違います。自分の理想とする戦い方をする選手を見つけて動きを研究してください。

イメージできなければ絶対に上達しません。知識やイメージだけでは上達しませんが、知識もイメージもなく、やみくもに練習することだけは避けてください。最悪です。

本当にいろんな動画を見てください。プライドや柔道や空手や柔術やキックボクシングやボクシングやムエタイなど山のようにあります。でも総合格闘技の試合が一番喧嘩に近いと思います。もちろん、一人でサンドバッグを殴ったり蹴ったりしている動画やパンチやキックの打ち方、柔道の解説動画などはかなり参考になります。実は、初心者が打撃を独学で学ぶことは容易ですが、投げや関節技を一人で会得するのはかなり困難です。もし、近場で柔道教室などやっていれば、一度体験してみてもいいかもしれません。しかし、このマニュアルの趣旨は、一人で自宅で学ぶことなので、一人練習でも会得できるように説明します。

打撃と違って、投げや関節技は頭を使います。特に投げは、相手の上半身と下半身をうまく崩さないと投げられません。人間の体が倒れる時はイメージしてください。上半身が後ろに倒れるとき、下半身が前に出ると綺麗に相手は倒れます。つまり、手で相手の胸を押しながら、足で相手の足を後ろからひっかけて前に向かって蹴れば、相手はコケシのように倒れます。簡単な原理ですが、上半身と下半身を逆の方向に倒すように投げればよいのです。

因みに上半身を後ろに倒し、下半身を前に倒す投げには大外刈りや大内刈りがあります。

最もシンプルな形の投げです。また上半身を右に傾け、下半身を左方向に蹴ると相手はサイドに倒れます。これは、足払いなどと言います。投げ技の基本です。この原理を知って動画を見ると良く理解できます。もう一つ重要なのが、引きと後ろに下がろうとしますので、引いた後に押すと相手は倒れます。また、相手が押してきたら思いっきり引くと、気持ちいくらいに引くことができ、相手が倒れます。素人は押す相手に押し返すので、膠着しますが、押す相手は引いて、引く相手は押すことが鉄則です。この引き合いも組手の場面で良く見かけます。柔道の投げをすごくシンプルに表現するなら、押し引きの過程で相手が前か後ろにバランスを崩した瞬間を狙って、一気に投げるということです。左右の引き合いでも一緒です。

関節技はもっとシンプルです。要は普段曲げない方向に関節を曲げようとすれば決まります。しかし、例えば肘関節を外側に曲げようとしても、相手が抵抗するとうまくできません。その場合は、肘関節以外の箇所をロックして、肘関節だけが動くように体を固定して、肘関節を逆に曲げるので、極まるのです。このロックの過程がすごく難しいのです。

このへんを理解したうえで、動画を見まくってください。