柔道で喧嘩に強くなる!

別に喧嘩をしたいわけじゃないんですけど、やっぱり男として喧嘩に強くなりたいですし、見た目も強そうになりたいわけですよ。

別に相手を威嚇したいとかそんなんじゃないですけど、強そうに見えることでトラブルを避けられることもあるし、実際に強ければ、いざへんな相手が向かってきてもひるむことなく戦えると思うんです。

そりゃ筋トレやれば、見た目強そうに見えるんですけど、体の強さって筋肉だけじゃないんですね。

うまく言えないんですけど、格闘家の人の体は、しなやかに筋肉がついているし、ただのマッチョとは違う見た目なんですね。やはり首の太さとか、打たれなれた皮膚や骨などが、体のラインを強そうに見せるのかもしれません。

柔道は、何万回も自分の体を畳にたたきつけるわけですから、相当打たれ強くなります。

また足技で脛も鍛えられますし、体の重心移動もじょうずになります。

柔道を学んでいて一番役に立った考え方は、「押されたら引く、引かれたら押す」というものです。素人は、相手が押してきたら、押し返します。これだと力比べになるし、非常に危険な状態なんです。自分が全力で相手を押せるのは、相手も全力で自分を押してくれているから。ここで相手が上手に重心移動をして、横の行ったら、あなたは真っすぐ前に突進します。その時、相手が足を引っかけたら、あなたは勢いよく頭から自分に衝突し、大けがをするかもしれません。

もしくは、あなたが押した瞬間に相手が横にそれながら引いたら、あなたは勝手に転びます。

そしてあなたが相手を引いた時に、相手があなたの体を押せば、あなたは後ろに転倒します。

どんなにマッチョで力に自信があっても、このような押し引きの練習を普段していなければ対処はできないし、上手に受け身も取れないので大けがをします。

相手が柔道家の場合、たとえ不意打ちで相手を押して転ばせても、相手は受け身を取り、怪我を防ぎます。

あなたが胸ぐらをつかめば、相手は、あなたの押す力を利用して一本背負い投げなどをしかけてくるでしょう。そして、うまくそれを避けても、今度は体の重心が後ろに行くので、相手はあなたを後ろに倒すために、小内刈をしかけてくるでしょう。あなたは普段投げの練習をしていなければ、どのように避けたら良いのか分からず、すぐに地面に倒されます。

その後は関節技などをしかけられてゲームオーバーです。

 

このように柔道家は、非常に重心移動や力の使い方が上手です。

コンタクトの取っ組み合いを日々しているので、喧嘩に非常に近い状態といえるでしょう。

もちろん、接触する前にパンチやキックをくらっては、柔道家も負けますが、柔道家は組手争いで、相手の素早い手の動きを読んだり避けたりするのが得意です。

強くなりたいならまずは柔道を学びましょう。