喧嘩に強くなる方法(1人で自宅でできる)1~痛みを知れ!~

はっきり言います。痛みが怖いから喧嘩が怖いんです。もちろん命を落とすことが怖いという気持ちが根底にあることも分かります。しかし、喧嘩のしょっぱなでビビるのは、間違いなく痛みを恐れて萎縮することが原因です。なぜなら殴られ、蹴られ慣れていれば、相手が殴りかかってきても別に怖くないですからね。そう!この冷静さが喧嘩においては一番重要です。

自分が50の力で、相手が100の力だとしても、相手がビビッてたら萎縮して、手を出してこないか、動揺して20~30の力しか発揮しません。あなたは50の力で100の相手を倒せます。これぐらいメンタルの影響って大きいんです。

喧嘩のメンタルに強くなるには喧嘩慣れ、場数をこなせとか良く言いますが、結局は殴り、殴られ慣れることです。殴るのは普段からイメトレでパンチを繰り出していれば、ある程度本番でもできますが、殴られた経験のある人って結構少ないんじゃないですか?例えだれかにいじめられるか軽いからかいで殴られたことがあっても、殴り合いをしたことがある人って相当少ないんじゃないかなと思います。

殴られることに慣れることが重要なんですが、一方的に殴られることは何の意味もなく、むしろマイナスです。過去に一方的に殴られたことがある人はかえって喧嘩になると恐怖の記憶が蘇り、余計に萎縮すると思います。

まあ、それでも殴られたことがなく、調子に乗っている若造よりもずっと喧嘩の怖さを知っているので改善の余地はあります。

さて、どうすれば殴られ慣れることができるのでしょうか。

一番良いのは、同じような考えを持った友達などを見つけ、互いにヘッドギアなどをして、ある程度本気で殴り合うのが一番の近道です。ヘッドギアしていても結構本気で殴られると痛いです。

もしそのような友達がいない人は大きめの鏡の前に立ち、鏡に向かって殴ってください。そしてそれを避けてください。鏡の自分が自分のパンチを避けるので、殴られ慣れる練習になります。また、Youtubeなどで、「パンチを受ける 練習」などで検索すると、画面に向かってパンチを打ってくる動画があります。テレビの前に立ち、打ってくるパンチを避ける練習をしてください。

この練習では、痛みがないので、てっとりばやく痛みに慣れる方法は以下の四つです。

1.固い床やコンクリのうえで拳立てふせ

2.固い壁やコンクリを殴る

3.脛を固いビンでたたきまくる

4.電柱のような固いところを蹴る

 

全部結構本気で痛いです。多分ケガをします。全部結構危険です。始めは無理しないでください。2と4は本気で骨が折れるリスクがあるので、ゆっくりあてるぐらいから始めてください。1と3は、柔らかい絨毯などのうえから始めたり、水を入れたペットボトルなどからはじめてください。根気が必要です。ギリギリ我慢できる痛みで継続してください。続けていると徐々に我慢できる痛みが強くなっていき、固い壁を殴ってもいたくない日がきます。

このぐらい拳と脛が固くなっていたら、相当痛みに強くなっているし、固い拳と固い脛は、これから行うプログラムを着実にこなす上で必要不可欠です。正直素人に殴られる痛みよりも強い痛みを十分に経験できるので、相手のパンチもらっても平気だぜっていう精神で殴りにいくと、相手が大抵萎縮します。そもそも1~4続けていたら素人とはくらべものにならないくらい拳が固くなっているので、1撃で十分に素人を倒すことができます。

打たれる前に打てばいいんです。もしくは、痛みに慣れているなら1発もらった後に、殴った後の隙だらけの相手を思いっきり殴ればいいんです。

正直痛みに慣れるだけで素人相手の喧嘩なら相当強くなります。

しかし、これは喧嘩道の入り口の始まりでしかないことをあなたは分かるでしょうか。

千里の道も一歩からです。