筋トレに器具なんていらないぜ!  

 

器具なしでどこまで筋肉を発達させることができるか?

器具いらなければ、いつでもどこでも、小さいスペースさえ確保できれば、筋トレができます。

これってめっちゃ便利で効率的で経済的なんです。

例えばあなたが、筋トレしたいなら、ジムに行きますよね?

まとまった時間が必要ですし、着替えなどを準備したり、飲み物もいります。営業時間を確認したり、お金を払う必要があります。

往復の時間、準備の時間、後処理の時間などを考慮すると、場合によっては、30分のトレーニングのために2時間近く時間を要したりします。

例えば、2時に出かける用事があり、今が1時過ぎなら、ジムに行こうとは思わないですよね。

こうゆうタイミングって日常ですっごく多いですよ。そもそも、2~3時間の時間確保するのってかなり厳しいですよね。なんで多くの人はジムに行かなくなるんです。

こうゆう人の意見は決まってこうです。

「だって筋トレって、ダンベルとか重いもの使わないと意味ないんでしょ。筋肉痛にならないと意味ないし、自重で家で筋トレしても意味ないじゃん。やるなら器具使ってしっかりやらないと」

まるで、勉強は机に座って、専用の教科書使って、集中してやらないと意味ないと言ってるのと同じです。

形から入って、実体を伴わないいい例です。

こうゆう考えの人ってきかせ方知らないんで、重たいダンベル振り回して満足しているだけです。大抵筋肉はついておらず、細身の体で、ダンベルを振り回す技術だけ修得して、一般人では持てないような重ダンベル持てるんだと悦に浸っているパターンですよ。

そりゃ素人は、普段ダンベル持ってないからできないですが、誰でも慣れれば重いもの持てますよ。コツがいるだけですから。引っ越し業者だって非力でも、持ち上げるのにコツがあって慣れれば誰でもある程度重いものを持ち上げられます。

 

重いもの持ち上げたって筋肉はつきません。多くの人が勘違いしていますが、筋肉に負荷がかからないと筋肉は発達しません。

素人が重いものを持ち上げようとすると大抵全身の筋肉、関節などをフル活用して持ち上げますが、全身に重さが分散して個々の筋肉には小さい負荷しかかかりません。そしてあまり疲れないので、長時間これを続けて、小さい負荷を蓄積させて、筋肉を疲労させます。そうなると疲れてやった気になりトレーニングをやめますが、疲れをとるだけで、筋肉に大きな損傷はできないので、発達せずに、回復するだけです。

別に長時間歩いて疲れても、休めば治りますし、そんなマッチョにならないですよね。

多くの人がやってる筋トレも歩くことと一緒です。疲労だけ溜まり、発達はしません。

 

ならどうやって、発達させるのか、重さは関係ないです。とにかく1箇所の筋肉を狙って、筋肉だけで体を動かすトレーニングをしましょう。

例えば、肩も腕を脱力してダランとした状態から、脚など胴体を動かさず、ゆっくりと肩の力だけを使い、真横に腕を持ち上げるのです。そしてゆっくり下げるのです。これを20回繰り返してください。

肩がしんどくなります。これが、筋肉に負荷をかける行為です。

普段の生活でこれはしません。すごく効率の悪い行為だからです。楽な動きではないからです。

人間は本能で、できるなら楽に無駄なエネルギーを使わない動きをするようにできています。