健康被害で短命になる可能性がある土地や新築建売、中古住宅

家の購入において最も重視すべきことは何ですか?ずばりお金ではなく、利便性ではなく、周辺環境ではなく、カッコよさではなく、快適性ではなく、健康です!

はっきり言いますが、他がどんなに良くても健康に悪い家を建てた時点ですべて台無しです。これだけは肝に銘じてください。健康より大切なものはないです!ここでいう健康とは命のことです。家は生活のベース、人生の軸となります。健康に良い家とは、健康を害するものがないこと、健康における必須項目となる、良質な空気、良質な水、良質な食事、良質な睡眠が確保できる家と言えます。どんなに安く、快適な家を手に入れても、数十年後不治の病に罹り、早死するような家では意味がないのです。

ハピファミ=家族が健康に幸せに暮らすこと

ですので、家族が健康でいられること、幸せに暮らすことを実現するのが私のモットーです。もっと言えば、すべての幸せの土台に健康はあります。難しいことを言いますが、幸せの唯一の必要条件は健康です。つまり健康なくして幸せはあり得ないということです。

お金があれば幸せになれると言いますが、お金がなくても幸せな人はいます。

快適かつ利便性の高い家に住めば幸せになれると言いますが、不便で不快な家でも幸せになれます。

しかし健康だけは違います。不健康で幸せというのは聞いたことがありません。お金持ちが最も望むものは健康ですし、不治の病に罹った方は、全財産を失っても健康を手に入れたいと思う方がほとんどだと思います。

例えば、今貯金が1億円あって、不治の病で余命1か月の宣告を受けたとしましょう。ほとんどの方は、1億円を失っても、健康に戻って長生きしたいと思うのではないでしょうか。私ならそうしたいです。家も財産も仕事も何もかも失ってでも健康を取り戻したい。愛する家族が同じように余命宣告を受ければ、あなたはきっとすべて失ってもその家族を助けたいと思うでしょう。

住宅をこれから購入する方は、健康第一に家を選んでください。

住宅会社の営業の方で健康という軸で家を探す方はほぼ皆無です。ほとんどの方がいかに維持費を抑えられるか、利便性が高いか、見た目が高級感があるかなどの表面上のことしかベースにしていないです。健康と比べればすべてどうでも良いことです。もちろん、健康だけで家を決めるのはナンセンスですが、他がすべて100点でも健康面でだめな家なら0点というわけです。まずは、健康面で問題ないことをクリアしてから他の条件を満たしてください。

それでは、健康面からNGな土地や新築建売、中古住宅を5つ紹介していきます。

・高圧送電線付近

最大のデメリットは電磁波による影響をもろに受け続けるというものです。電磁波による健康被害は、断定できる研究結果はありませんが、かなり疑いが高い病気が複数報告されています。例えば1979年にアメリカで高圧送電線近くに住む子供達に白血病の発症率が高いという報告がありました。さらに癌、脳腫瘍、小児白血病の発症率が有意に高くなるという研究結果は複数あります。

現にIHコンロは電磁波を多く出す電化製品として有名ですが、注意書きに妊婦の方はお腹から離れて使用するように注意書きがあります。もし電磁波が人体に影響ないなら、このような注意書きは不要です。赤ちゃんは、悪い影響を受けやすい存在なので、赤ちゃんに悪いものは、大人にとっても悪いのです。但し、すぐに影響が出ない程度の悪さなので見過ごすだけです。但し、高圧送電線近くにいると24時間365日多量の電磁場を浴び続けることになるので、何十年後かに大きな病気として結果が出てくる可能性は多いにあります。このようなリスクを背負う必要はないでしょう。

・幹線道路付近や有害な煙等の出る工場付近

空気の汚染は最悪です。間違いなく肺がんを始めとした様々な疾患のリスクを有意に上昇させます。幹線道路付近の家は、絶えず車の排気ガスの影響を受けます。今の家は換気必須で24時間換気システムが回り続けています。しかし屋外は、排気ガスの有害物質で常に満たされているので、室内も自然と排気ガスで満たされてしまいます。24時間この有害物質を吸い続けるわけですから、健康に良いわけがないです。工場の煙も同様です。空気清浄機などを回せば多少は軽減できますが、幹線道路沿いの家の換気システムのフィルターを見た時、1か月で真っ黒になっているのを見て、こんな黒い有害物質が絶えず家の中に入って、呼吸から肺に入っているかと思うと、肺も真っ黒になるのではないかと思いぞっとしました。実際に研究結果が出ていますので共有します。幹線道路50メートル以内に住んでいる方と500メートル以内に住んでいる方の肺がんの発生数を調べたら50メートル以内の方々の方が1.7倍高かったという結果でした。排気ガスによる健康被害は侮れないです。

・日当たりが悪い、土地が周りと比べて低い

家の中に湿気がたまりやすく、カビが生えやすくなります。家の中に生えるカビの代表格はトリコスポロンというカビで、なんとこのカビを吸うと夏型肺炎にかかる可能性があるのです。小児や高齢者が肺炎にかかると命を落とす危険性もあるため、かなり注意が必要です。カビの中には様々な種類が存在し、発がんの危険性があるものやアレルギーなどの原因になるものもあり様々です。特に子供は免疫が弱いため、カビによる健康被害を受けやすいです。どんなに快適な住環境を実現してもカビで病気になったり命を落とすようなことになれば元も子もないですね。

・近くにコンビニや商業施設がある

これは2つの意味で健康被害を起こします。有害な物質が漂ってくる危険と騒音問題です。

良くある例が、付近にコンビニがあり、常時喫煙者がいることです。窓を開けるとタバコの匂いが漂ってくるので窓を閉める事態も。しかし窓を閉めても家の近くでタバコを吸われては副流煙が換気システムを通じて家の中に入ってきてしまいます。タバコの副流煙は、吸う人の口に入る主流煙より有害です。コンビニは24時間営業で絶えず喫煙者がいれば、常にタバコの煙を家の中で吸うことになります。さらにコンビニなどは店内で揚げ物などをしており、匂いがくることや、清掃などで結構有害な化学物質を使用しているので、そのような物質も漂ってくる可能性があります。

さらに騒音問題です。夜中も若者が集まって騒いでいるかもしれませんし、夜窓開けて寝る人はうるさくて眠れないかもしれないです。窓を閉めても声などが聞こえて不眠になってしまいます。特にコンビニは夜中に長距離トラックの方が駐車して休憩をすることもあるので注意です。暑い時期、寒い時期は常アイドリングすることが多いのでエンジン音がうるさいですし、排気ガスが換気口通じて室内に入ってくる可能性があります。

また、私は気にするのですが、窓を開けている時などに不特定多数の方に見られるのは非常に不快なので、常時窓もカーテンも閉めてしまうかもしれません。精神的にも苦痛ですし、思うように換気や日射取得ができないですので、多くの不健康要因を抱えてしまいます。

ハザードマップで危険地域になっている

詳しい方なら調べるのが常識ですが、素人ですとついつい忘れてしまうハザードマップです。主な危険性は、土砂災害、浸水、津波です。どれも場合によっては命に関わるので簡単に説明します。

土砂災害は、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に分かれます。どちらも土砂の危険性があり、最悪命に関わるので、敢えて選ぶことはしないでください。いくら安くても命より大切なものはありません。特にレッドゾーンは大変危険ですので、必ず避けるようにしましょう。

次に浸水です。これは結構多くのエリアが該当していて、川付近が特に危険ですが、程度を見定める必要があります。大抵川の付近からハザードエリアが広がっていて、川から離れていれば、リスクはかなり低くなるため、大きなマイナスではありません。しかしながら、大雨は最近増えており、観測史上最大を更新し続けている現状を考えればリスクを少しでも下げることが得策なので、避けたほうが無難でしょう。

最後に津波です。これは皆さんは東日本大震災でよくご存じだと思いますが、決して侮らないでください。命に関わる問題ですので、津波の危険性の高いエリアを選ぶメリットは0でしょう。

詳しい説明はこちらの記事をどうぞ。

以上が健康を害する土地等の紹介となります。これから探す方、現在探している方にとって強く伝えたいですが、健康第一で考えてください。お金は後で取り戻すことができますが、健康は取り戻すことができないです。

健康的な土地探し等でお悩みの方は本サイトのお問合せフォームからご連絡ください。