中古品の購入について

日本人は総じて新品の保証付を好みますよね。人が使ったものを使うことを嫌う文化なんでしょうか。または、新しいもの好きなんでしょうか。確かに家電によっては,日進月歩で機能が向上しているものも多いです。パソコンなどは、数年で機能が大分変わりますし、冷蔵庫やエアコンなども、省エネモデルが出てきています。但し、掃除機や食洗器、洗濯機など、数年では大きく変わらないものも多いです。冷蔵庫やエアコンも性能は多少良くなっていますが,3年程度では大差ないです。

でも3年落ちの中古の値下がり率はすごいです。

例えば、7万円の食洗器が2万円になったり、8万円のエアコンが3万円になったり、20万円の洗濯機が8万円になったりと、中古になるととにかく値下がりします。そしてお買い得なのに、買いたい人が減ります。

特に新築建てる人に多いですが,家電も壊れてないのに新品に買い替える人いますよね。またエアコンなども省エネだからという理由で買い替える。家電の買い物って楽しいですし、なんか理由つけて無駄遣いしたい人多いです。

例えば、10年前の洗濯機を使っていて、壊れていないのに、新品に変えれば、10万円かかります。電気代安くなってもせいぜい1年で2千円くらいですよ。それなら、古いの壊れるまで使ったほうが絶対お得です。

壊れていないのに新品に取り換える人は、経済性ではなく、自己満足の浪費であることをまず理解してください。

エアコンも年間1万円安くなるとか書いてありますが,1年の大半を毎日18時間稼働することが条件とか書いてますからね。そんな人いないですよ。実際買い替えても、電気代は年間5千円くらいの節約です。エアコン代のもとが取れますか?無理ですね。

 

とにかく新品には多くの経費が上乗せされています。販売店の利益やメーカーの利益,CMなどの経費の回収分など、その製品の原価に関係ない費用が上乗せされているので、困ったものです。

でも中古になったとき,それらの利益は既に新品で買った人が負担しているので,かなり安くしないと売れません。そして中古を買う人はかなりお金にシビアな人達なので,高いと誰も買いません。そして中古の相場は下がり、安く買えるのです。

 

これは中古車にも言えます。

とにかく安くなんでも揃えたいなら,新品はやめましょう。

相当な場合を除いて、新品が相場より安く買えることは皆無です。

どんなに値引きしても結局は、利益をたっぷりのせられた商品を割高な価格で買うことになります。

 

ベストな買い物を言いますと、

まず中古物件を割安で購入し,最低限のリフォームをします。その後,オークションやリサイクルショップで中古な家具・家電を買います。

これで,最安値で生活ができます。

あとは壊れる都度買い替えたり、直したりすればいいんです。

ちょこちょこお金はかかりますが,リスクは低いですし、総額で見れば絶対お得です。

 

なぜ、みんなこの方法を取らないかって?

それは、みんながこの方法を取ると、メーカーや販売店でお客から利益取れなくなるからですよ。

この過程で,広告業者やテレビ局、税金の収入なども国も儲かり、みんなが儲かる仕組みになっているんです。

みんなが中古に走ると,新しいものの生産量が減り,GDPが減るんです。国の経済を潤わせ、税収を上げるには,新品を沢山作り続け,中古は使えるものでも処分していく流れのほうがいいんです。

家もそうです。使える家でも新築を建てさせ,中古は取り壊します。

この政策に踊らされ、騙され、多くの日本人は、汗水たらして働いて稼いだお金を税金で持っていかれ、新品を買うたび、割高な家電や家で持っていかれるんです。

そしてお金が貯まらないので、永遠に貧乏なんです。

でも中古ばっかり買う人は、同じサービスを安く手に入れることができるので,同じ生活をしているのにどんどん貯まるんです。

家電って1つ1つは数万円の差なんですが,すべてを合わせると数十万円の差になり,何回も買い替えることを考慮すると数百万円の差になるんです。

 

確かに車や家も中古で上等なものを探せば、数百万円の差になるんですが,これらは高額なため、失敗すると損失が大きいで,かなり勉強する必要があります。

しかし、家電は数年落ちのものなら、壊れる可能性がかなり低いですし、外れを引いてももとが数万円とかなので、痛手が小さいです。