酸化した植物油脂を避ける~実は一番重要です~

 

これ実は,一番重要です。今日本では,花粉症を始め,アレルギーが蔓延しています。片頭痛の人,食品アレルギーの人,にきびが多い人,なんとなくやる気が出ない人多いですね。多分筆頭の原因は酸化した植物油脂でしょう。むしろ一切やめて,効果が出ない人なんていないはずです。私の子供の話ですが,重度の卵・小麦アレルギーで,1歳の頃まで,顔や体にアトピーがひどく,掻いては血が出ていました。小児科を5件位回りましたが,皆さん口をそろえて,ステロイドに保湿剤だといいました。私が,食事の影響はあるかと聞くと,一切関係ないと断定されました。最初は医者の言うことを信じて,ステロイドを塗っていましたが,全く良くならないんですよね。これってストレスです。悩んで色々勉強しました。ある時,酸化した植物油脂がアトピーやアレルギーを悪化させると聞いて,一切酸化した植物油脂の摂取をやめさせました。すると1か月位経過後,体中のアトピーがすべて完治しました。その後,少しでも,酸化した植物油脂を与えると,再度アトピーが出てきたので,原因が特定できました。もう医者に行くのもやめて,現在は,卵・小麦のアレルギーも治り,元気で生活しています。私自身もこのような酸化した植物油脂を含んだ食事を一切やめているので,花粉症を始めとしたアレルギー疾患に悩むことは皆無です。これをやめるだけでかなり改善します。ではどうすればいいの?という声が聞こえてきそうですが,簡単です。

植物油脂,マーガリン,ショートニング,ファストスプレッド,加工油脂等と表記された食品を一切買わない,家で使う油はすべてオリーブオイルにする。

この2点を守るだけです。後者は,油を買い替えればすぐに解決ですが,多少お金がかかります。といっても月1000円位なもんです。

前者は相当難易度高いです。というかむしろ,加工品や外食はほぼすべて無理です。具体的な食品名は控えますが,ウインナー,カレールー,入れるだけでできる~の素,菓子パン,ほぼすべてのお菓子,食パン,プリン,多くのアイスクリーム,冷凍食品,多分皆さんが購入する加工食品のほとんどが該当します。残念ながら,売っている食パンの9割以上はマーガリンで作っています。なぜかって,植物油脂は,安くておいしくて,見た目も良くて,保存もきくんですよ。これ生産者側からしたら,神のような存在ですよね。例えば,食パンが88円で売っているとなりに,バターで作った食パンが300円で売っています。3倍以上ですよ。それに88円のほうが美味しくて,消費期限も長ければ,多くの人は88円を買いますよね。でも私は,300円を選びます。

お菓子も,88円のクッキーではなく,400円のバターのみで作ったクッキーを選びます。スーパーに行くと,加工品で買えるものはほとんどないです。だから,どうしてもクッキーを食べたい時は,400円払うか,小麦粉,バターを買ってクッキーを作ります。

酸化した植物油脂は2つのことで,あなたの体を蝕みます。まず,植物油脂に水素添加すると,液化している油が固形になります。マーガリンが代表格ですね。この時に,トランス脂肪酸という物質が発生します。このトランス脂肪酸は自然界にないものなので,体に入ると簡単に消化できません。消化できないと排泄することになりますが,排泄するにも時間がかかります。血液内をぐるぐる循環し,体を傷つけます。異物と判断して,免疫が作用して,体中でアトピーなどの反応が出ます。脳の血管で起こると頭痛になる可能性もあります。これって,トランス脂肪酸がウイルスみたいなもんで,風邪のような反応が出てますね。また,排泄するために,大量のビタミン・ミネラル・体の酵素を必要とするので,体力を消耗しますし,折角果物野菜から摂取したビタミン・ミネラルを失います。また,植物油脂は容易に酸化します。よく揚げ物すると油が茶色くなりますが,あれって酸化しているんですよ。酸化したものは油に限らず,体にとって悪影響です。またミネラル・ビタミンを消耗しますし,消化が難しいので,体に負担がかかります。

アメリカの多くの州,カナダでは,すでにトランス脂肪酸は全面禁止になっているので,どの食品にも使われていません。実際私も両国のスーパーで食品を確認しましたが,クッキーなども圧倒的にバターで作っているものが多いです。植物油脂で作ったクッキーなどもあるのでしょうが,トランス脂肪酸を除去するのに,費用がかかりので,結果的にバターを使っているのかもしれません。まあ,日本に比べバターが安いのもあるでしょうが。韓国や中国も表示義務があるようです。ほんと先進国で日本くらいじゃないですかね。一切規制なし、表示義務なしなのは。

ちなみに外食もですが,かなり注意が必要です。小麦粉を使っている食品と非常に相性がいいので,ドーナッツやハンバーガーなどが販売されていたら注意ですね。和食は比較的安全です。焼き魚を植物油脂で焼いていたら使われていますが,かなり少量です。

 他の健康法は,すぐに成果が出ないものが多いですが,酸化した植物油脂をやめる方法は数か月で変化が出てくるはずです。

 1点注意ですが,オリーブオイルとナタネ油は酸化しにくいですので,加工品に入っていても比較的安全です。但し,ナタネには他の問題もあるようなので,オリーブオイル一択でいいでしょう。

 また,亜麻仁油エゴマ油,しそ油や魚の油などは逆に,体のアレルギー反応を抑えるのに効果的なので,積極的に摂取すると良いです。但し,酸化に非常に弱いので,常温で放置したり,加熱して摂取すると酸化した植物油脂になるので注意が必要です。

魚も鮮度のよい刺身で食べるのが良いですが,魚の場合は,油が守られているので,加熱しても酸化をある程度抑えられているようです。

 

私は長年、亜麻仁油を愛用していますが、健康効果は保証します。肌荒れも一切なくなりましたし、風邪も引かない、眠気もなく、元気にみなぎっています。

亜麻仁油はめちゃくちゃ酸化しやすく、光にも熱にも弱いです。条件としては、遮光されていて、常に冷蔵で保管でき、1か月位で開封後使いきれるものです。

この条件を満たすものは以下のものしかありません。

以前は安い亜麻仁油をスーパーで買っていましたが、全く効果が違ってびっくりしました。

ご興味がある方はぜひ一度試してみてください。

詳しいことが知りたい方はコメント欄でご連絡ください。