ばかにされないためには
世の中には、未熟な者も多く、すぐに他人を否定したり、ばかにしてくる相手っていますよね。
こっちは大人の対応と思い、黙っていたり、当たり障りない返答をするとあいてはつけあがり、エスカレートしていき、よりきつい発言をしてくることもあります。嫌味を言ったり。
子供っぽいかもしれないですが、むかつけばその場で言い返せばいいんです。
経済学の理論でオウム返しという考えがあります。
社会で最も成功するのは、だれにでも優しい人でもなく、だれかれ構わず騙す人でもなく、
優しく裏切らない人には誠意を尽くし、すぐに裏切ったり、騙すような相手は、裏切り、騙す人間が最もうまくいくようです。
例を出しましょう。
この世の中に30人だけ存在し、絶対に裏切らない、いつでも優しい人が10人、優しい人には優しく返し、裏切る人は裏切るオウム返し人間が10人、だれでも裏切る強欲者が10人いるとしましょう。全員が1000万円もっているとします。
そして、世の中には以下の2つのみの取引があるとします。
- お互い10万円もらえる。
- 自分が100万円もらえる代わりに相手が100万円うしなう。
強欲者は誰でも構わず2を選び、優しい人は常に1を選び、オウム返し人間は、過去に2を選ばれた相手とは永遠に取引をせず、相手が1を選ぶ限り1を選び続けるとします。
両者の選択が異なった時は、2が優先されるとします。
また強欲者同士も互いを嫌い取引は一切しないものとします。
例えば優しい人と強欲者が取引をしたら優しい人は1を選び、強欲者は2を選ぶので、
強欲者の2が優先され、優しい人は持ち金900万円になり、強欲者は1100万円の持ち金になります。
強欲者とオウム返しの場合も同じようにオウム返しは持ち金900万円になり、強欲者は1100万円の持ち金になります。しかし、優しい人と異なり金輪際強欲者との取引はしないことになります。
いずれ強欲者の取引相手は優しい人のみとなり、優しい人は搾取され続け、いずれ破綻します。
そうすると、強欲者は取引相手がいなくなり、いずれ自滅します。
結果オウム返し人間のみが残ります。オウム返し人間同士の場合、互いが決して自ら裏切ることはないので、未来永劫に互いに1の選択肢を選び、繁栄していきます。
現実はもっと複雑でこの3者が互いに存在し合う状況が続いています。
世代が交代したり、他者とのかかわりの中で分類が変化する人がいます。
あなたがオウム返し人間になり、利益のでない相手と関わらないようにすれば、自然とあなたの周りからあなたをばかにする人はいなくなります。