内窓はすばらしい

冬場の窓辺って凍るように寒くないですか?また夏場の窓辺って暑いですよね?

この原因は窓サッシの性能に依存します。

実は壁って、断熱材を入れていると,熱貫流率が0.6とかみたいです。これは、通す熱の量を数値化したもので、低いほど熱を通さないということになります。これがアルミサッシの単板ガラスになると6とかになります。賃貸アパートなどの多くはこれです。

これのせいで、外の冷気や熱気をばんばん伝えます。

せっかく温めた部屋の空気もばんばん窓から捨てられ、夏の冷房も窓から外に捨てられます。

夏のコンビニの窓の外側に水滴がついているのは、中の冷たい空気が窓から外に伝わり、外側が冷たくなり、そこで、外の空気が冷やされ、水滴がついているのです。

電気代かけて冷やした部屋は、窓から熱を奪われ、冬は反対のことが起こります。

これはLowEのアルミ樹脂複合サッシにすると、2.3ぐらいまで改善するようです。

それでもまだまだ寒いです。暑いです。

もし、LowEのアルミ樹脂複合サッシにLowE樹脂ペアの内窓をつけると、1.0位になります。これだとトリプル樹脂サッシくらいの性能になり、ほぼ窓の最高性能に近づきます。

正直体感は全く変わります。

窓辺で暑さ、寒さを感じないのはすごく快適です。

もちろん電気代節約に寄与しますし、窓付近にいてもストレスを感じないのがなお良いです。

さらにトリプル樹脂サッシよりメリットがあるんです。それは冬場の日射取得です。

最近の窓はLowEの金属膜の影響もあり、本当に日差しが室内にあまり入ってきません。

これは、真夏なら大助かりなのですが、冬は困ります。特にこの問題が生じるのは南向きの窓です。

晴天の日は、直射日光を室内に入れると、室温が23度くらいまであがることも良くあります。

しかしLowEの金属膜がガードするとあまり入りません。よって室温もあまり上がりません。

これが内窓なら、片方開ければ、たっぷりの日差しを室内に入れることができます。夏は閉めておけば、ペアが2つで4つのガラスで遮るので完璧です。