なめられないために

楽天のでんき

男なら誰しも強くいたいはずです。頭が良く、要領よく社会のルールを理解し、他の人より抜きんでる人間はかっこいいですが、誰も恐れず、自分のルールを突き通すマッチョで喧嘩の強い男に憧れるのも事実でしょう。
どんなに社会的地位があっても、がたいが良く、喧嘩の強い男を前にびびる自分がかっこ悪いと誰しも思うと思います。心のどこかでいざ、喧嘩になったら誰にでも勝てる男になりたいという思いはあるでしょう。
そのような思いで筋トレを始める方も多いと思います。やはり、マッチョは強さの基本ですからね。ただ、どんなにマッチョになっても心は弱いままなので、たとえ、相手が自分より小さく、痩せていても、喧嘩なれしていれば、負ける可能性が高いです。
どうやったら強くなれるか考えたことありますか?
実際喧嘩になったとき、素人の出る行動はほぼ間違いなく以下の2つです。

殴ってくる。
胸ぐら掴む。

前者ならボクシングの技術で簡単に対応できます。もしくは合気道小手返しで対応できます。
後者なら間違いなく柔道の技術が良いですね。
子供でないので、自分から相手に危害を加えたい人はまずいないでしょう。潜在的な恐怖は、町中などで相手にいちゃもんつけられ、理不尽に殴られることでしょう。そして、そのような恐怖にかられ、相手にひるむ自分が情けないと思うでしょう。
これらに対処できる強さを備えていれば、いざその状況になっても相手は本能的にあなたの強さと気概を察知し、ひるむはずです。
これが本当の強さです。例え相手が向かってきたら、よけて、相手を傷つけないように仕留めましょう。その後警察に連絡でよいです。
多分あなたが、マッチョになって、これらの技術を兼ね揃えていれば、向かってくる相手は相当少ないですし、あなたも素人を恐れなくなっているでしょう。
言葉で言っても中々実感がわかないのは承知ですが、慣れていないと、相手のパンチはかなり怖いです。こっちも当たりどころによっては死ぬこともありますしね。但し、頭や顔に直撃しなければ、まず耐えれる痛みです。もちろん普段から筋トレなどでしっかり筋肉つけて、タフになっていること前提ですが。
避けれたら避けましょう。しっかり見ていれば、素人のパンチは大振りなので隙だらけです。

間に合わなければ、両手で顔と頭を塞ぎ、パンチを受けましょう。あなたが、ボクシングを勉強していれば、正しいパンチを知っているはずです。受けた後はすぐにジャブ、ストレートで返せば相手がひるみます。あくまで緊急時の対応です。相手に危害を加えることになるので、本当に自分や家族に危害が加わる危険がある場合のみです。但し、相手が刃物を持っていれば、猶予はないので、即座に相手を仕留める必要があります。
ボクシングのプロになるには、時間がかかりすぎるので、実戦で使えるパンチの避け方とジャブ・ストレートの正しい打ち方をマスターし、シャドーで良いので、練習しておくことが重要です。普段から、この動きを心掛けるだけで、緊急時に役立ちます。
胸ぐらを掴んできたら、即座に、その手を自分の両手で強く下に押しましょう。掴む力は自分に向かってきているので、上から下の力に抵抗できません。簡単に相手の手が下に落ちます。
この場合相手が体勢を崩すので、その隙に逃げましょう。もしくは、相手がこれ以上危害を加えないことが明白ならば、どっしり構えて様子を見ましょう。
要は、人間対人間の争いの場合、3種類の形態があります。まずは、両者がある程度の距離にいるときです。この場合は、打撃が重要です。距離がかなりあるときは飛び膝蹴りが使え、ある程度近づいてくると、ミドルキックが有効です。それ以上近づいてくると、ジャブやストレート、ローキック、場合によってはハイキックが使えます。さらに近づいてくるとフックやアッパー、ひざ蹴りやひじ打ちが有効になります。それ以上近づくと、打撃ではなく、投げ技やタックルの領域に入ってきます。組手争いのようにお互いの体を掴みあうか、体勢を下げて、片足タックルか両足タックルで相手をグラウンドに持ち込みます。組手でうまく相手を掴めれば大外刈りのような柔道技で相手をグラウンドに持ち込み、袈裟固めなどの安全な固め技で相手を仕留めます。タックルで倒した場合も、即座に寝技に移行し、固め技や締技、関節技に持ち込みます。
この3つの形態を訓練しておけば、素人相手に負けることは、相当な体格差がない限り、問題ないでしょう。そのために日々筋トレに励み、体を強くしておくことが必要です。
打撃なら、キックボクシング
立ち技と寝技なら、柔道かレスリン
このへんを訓練しておくと、かなり有利です。
打撃、立ち技、寝技ができるマッチョならかなりの恐怖感を相手に与えることができます。ここでのポイントは暴力のために強くするのではないことです。あくまで、自分を強くすることでなめられないこと、いざ相手が向かってきたときに対処できる落ち着きをもつためです。
この社会で生きるために、このようなスキルを持っておくことはとてもじゅうようです。国が核兵器に多額の投資をするのと似ています。
要は、相手を威嚇することで、自分の有利な状況に持ってこれることが多々あるということです。