土地を買うときに不整形地を選ばないようにしよう!特に旗竿地は注意!

つまり整形地をできるだけ選ぶようにしましょう。整形地とは、段差がなく、形もある程度綺麗な四角形になっている土地です。土地面積を最大限に利用でき,家も建てやすいですし、道路からのアクセスも良いです。分譲地などでは、業者が、綺麗に区分けして、土地を綺麗に平坦にするので、全く気にしなくて良いですが、単発で購入する土地では、土地の中に崖があったり、小さな段差が複数あったり、形も三角形だったり、旗竿地だったりします。

旗竿地とは、道路に面した部分が細長くなっており、その奥に土地があるような形の土地です。

分譲地などでも意図的に作られることがありますが、奥の土地を有効活用する時に利用されます。道路付された細い土地から侵入し、奥の部分に家を建てることが想定されます。細い通路部分の土地も所有するので、広い土地を所有することになります。

結論から言うと安いですが不便です。

旗竿地になると、同じ広さの土地でも7割位の価格になります。

車を所有する方がほとんどだと思いますが、車は通路部分の細い土地に縦列でとめる必要があり、雪が降れば、自分の土地なので、道路までのすべての部分を雪かきしなくてはいけませんし、管理する土地の部分が増えて不便です。奥まったところにあるので、隠れ家的になり、道路から見えないのでプライバシーの確保の点ではメリットがあります。

また、三角などの尖った土地になると、端の部分が使い物にならないので、実際に利用できる面積が小さくなり、小さな家しか建てられないので、大きく損する可能性があります。もちろん、尖った部分を庭にするなどの有効活用方法があれば別ですが。

また、起伏が激しい土地の場合、平坦にする工事を別途行う必要があり、土地を安く買えても、工事費で結局高くつく可能性もあります。がけなどが土地内にあると、その部分は使い物にならないのに、生涯維持管理する必要があるので割が悪いです。

実際プロならば、様々な利用方法を考えることもでき、安く手に入れてお得に利用できる可能性がありますが、素人にはほぼデメリットしかないので、購入後に悩むことが分かっていることはできるだけ避けるべきです。

土地は、「整形なものを選ぶ」を鉄則に探してください。