投資と浪費の違い

早速ですが、投資と聞いて何を思い浮かべる?

株?債券?不動産?

なんか難しそうですか?

多くの人は投資は頭の良い人がやるもので一般人には無縁と思っていませんか?

実は預金も投資なんですよ。現金に投資してるんです。

預金は元本割ないから投資ではないと思った人、多いでしょう。それは、損得の尺度が現金だからです。

たとえ現金の価値が下がったとしても、現金が減ることはないんです。

現金の価値が下がるってどうゆうこと?

つまり1万円で買えるものの量が少なくなるってことです。

例えばあなたの食費が月3万だとして、明日から食べ物すべての値段が2倍になったらあなたの食費は6万になります。

でもあなたの手元に3万しかなかったら食料は半分しか買えません。ものの値段が二倍になるとお金の価値は半分になります。

あなたの銀行預金の100万円は、50万円の価値になるんです。大暴落ですね。つまりインフレのときに預金は必ず損する投資先なんです。長らく日本はデフレでしたから、預金が逆に必ず得する投資先だったんです。

だって毎日価格が下がってるなら今買わずに預金して、安くなった来年買った方が得ですもん。

この感覚で預金をするのが大切なんです。投資って未来にお金を生み出すものにお金を払うことなんです。

株も将来の値上がりや配当金を期待して買うので投資です。

不動産も毎月家賃収入が期待できるので投資です。

 

じゃあ住宅購入や車は?

これらも本来投資なんです。

購入することで払うはずの家賃をなくしたり、タクシーなどの交通費を削減できるのですから。

この感覚で家買ってますか?

例えば、ローン毎月10万で購入したとしましょう。購入すると税金や修繕積立のため最低でも2万はかかります。

この物件に12万の家賃払って住みたいですか?

この物件が家賃10万の価値しかなければ、毎月2万円の赤字ですよ。

大失敗の投資、もしくは気持ちだけで購入したのなら浪費です。

 

車も同様です。

今までかかっていた費用より安く手に入れて、毎月の交通費を安くできれば投資になります。

何も考えずに、見栄や快適性で軽自動車から高級車に乗り換えるのは間違いなく浪費です。

 

家なら例えば程度の良い中古住宅をローン月5万で購入し、税金などの維持費含めて総額7万払うことになるとしても、家賃8万払う価値のある物件だとすれば毎月1万の差額の利益がでます。これは成功した投資です。