TOEIC対策 契約に関すること

前回に引き続き,TOEICに関係する契約書・請求書に関する単語を見ていきます。契約書に関する痛いエピソードがあります。米国の住宅契約って基本1年なんですよ。私も日本と同じ感覚で不動産通じて1年契約をしたんですが,ある重要な文言を読み飛ばしておりました。この契約一年以内に解約すると,違約金として一年に満たない分の家賃を払わないといけないというものでした。すごく恐ろしいことです。万が一,病気等で,すぐに帰国することになれば,ほぼ1年間の家賃をその時に払う必要があります。私の場合,そのような極端なことはなかったですが,そのような話も聞きます。私の住んでいたところは月3000ドルはしたので,3000×12=36000ドルの家賃を払わないといけなくなります。400万近くですよ。人生嫌になりますね。私の場合,先方の事情で入居の時期が10日ほど遅れました。そのため,帰国の時,契約期間が10日ほど残ることになり,1000ドルほど余分に払いました。ただでさえ,家賃が高いのに,相当ショックでした。後になって分かったのですが,契約時にこのことに気づき,契約期間を11か月にし,ホテルなどで残りの日数を過ごすか,契約期間を滞在の日数に短縮してもらうか等余分のお金のかからない方法をする余地があったようです。この契約時に私が,英語を理解する能力がもっとあれば,この損は免れました。本当に勉強しないと騙されます。もう一つエピソードを話すと,とあるアメリカの観光地で現地の人がツアーをやっていました。参加費一人100ドルと書いてありました。高いなあと思い,4人で参加すると400ドルかと考えており,もっと安い方法はないかと模索し,ツアーの運転手に直接話しかけ価格交渉しました。丁度暇そうにしていた運転手だったので,その観光地を褒めるとすごくうれしそうにし,「俺時間あるから4人まとめて120ドルにまけるように交渉してやるよ」といって,チケットブースの人に「俺の友達」だと私たちを紹介してくれたので,4人で120ドルになりました。私の前にいた日本人4人は,400ドルを380ドルにしてもらったようで,喜んでいました。勿論この人たちと同じ車に乗り,同じ内容のツアーを経験できました。彼らは一人95ドル,私は30ドルで同じサービスを受けたことになります。アメリカでは,契約がすべてです。一度両者が納得し,お金を払えば,基本的に契約書にのっとってしか,その後の交渉はできません。彼らがあとで,私の30ドル気づいても,何も言えないんです。最初の価格交渉(契約)がすべてです。こんなことばかりで,一年で,何百万円もの節約ができました。語学を勉強した恩恵です。
4.conclude an agreement 契約を結ぶ